発泡スチロールに製版墨をのせ、チープなローラーでインクを付けて、SK液を洗い取ったアルミ版にインクを盛ってみた。
ウーンさすがに製版墨は固いなあ。なかなかインクがのらない。かつローラーが柔いし、キメが粗いのかどうも粗雑な感じがする。やっぱ皮で出来てる製版ローラーは値段分の仕事をするんだろうか?
とりあえずインクをある程度盛ってみて、お待たせ124円のバレン様の御出座だ。
ゴシゴシと薄手の和紙の裏を力一杯擦りまくる。よしとめくってみたら。アララ、全然薄いじゃんか。
とさらにインクを盛る--刷る---まだまだ薄い---盛る---イマイチ。やっぱだめなんかな。
で、銅板画用プレス機、文房堂の「モンプチ」の登場。圧をギシギシにして、グイグイと刷ってみる。
アララ、薄いな。
やっぱインクが足りねえんだなと。インクをべしゃねしゃに付けてローラーで乗せてみる。
モンプチで刷る---そこそこだが----アルミ版がべにゃべにゃに波打ってしまう。ひどい!
でウネウネアルミにもう一度、インクを盛り、バレンの縁で擦るように刷る。うむ悪くない。
もちろん、まだまだ薄い。絵の上部がどうもインクが載らない。もしかしたら、昔H液を付けすぎたのかもとか・・・
まあバレンでもそこそこ乗ることが判明。次は版を一から作ってみて試して見ないとなあ。
でもやはり、リトプレス機を作るかなあ。円ローラーでは、インクを紙に吸着させるのが弱いのかも。アルミ版キラーだし。スキージ構造がやはり理に適ってるのかもなあ。
まっ久々のリトはやっぱ面白かったなあ。
試し刷り 上プレス機 下バレン
小型銅板プレス機「モンプチ」
うねったアルミ版と製版インク
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