2012年4月26日木曜日

あぶく射つ

ここ数日かけて描いた版を今日製版し刷ってみた。自分が持っているミニプレス機で刷れる刷り幅一杯までの大きさの作品。両サイドの白縁は一センチ程しかない...額装出来んのかいな。今回はまずホルベインの油色鉛筆、薄く水で解いた解墨、アラビアゴムチョーク、B2鉛筆等を使用して描いた。B2鉛筆は事前のテストで案外出たのでいいかなと思ったけど、今回は何故かあまりでなかった。製版前に描画材を落し過ぎて消えてしまったのだろうか?その製版もエゲンラッカーのノリが非常に悪くて苦労した。ややムラが出来てしまったのが残念。あぶく等はSK液やアラチョーで描き、その後解墨を薄く解いた水を上から塗ったのでいい感じにぼやけていて嬉しい。その解墨だが、希薄な解墨を2、3度塗って濃淡を出していくのっだが、まだ塗りムラが出てしまうのが未熟な所だ。


大分、濃淡のコントロールが出来て来たが、まだまだ運に頼る所が多すぎるように思える。版を支配するには遠く及ばずだな。


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