2010年10月10日日曜日

雁皮刷りでまだまだ戦える!

日曜である。今日は仕事がないので、ゆっくり起きれる。といっても7時半に起きたけど。普段は5時45分。寝すぎると頭が痛くなるほどに、体が早起き仕様になっているみたいだ。

今日は、雁皮紙(がんぴし)を使用した刷りを行う。
あまりよく描けてはいないけど、まあそこそこ細かいので試す価値はあるでしょう。

今回は黒部分が多く、その黒さをべったりと印刷できたら言うことなしです。

まず製版墨を落とす。アラビアゴムを洗い取り、製版墨を落とす。タルクを白粉のようにまぶしまくったので、製版ずみはサラサラだ。タルクすげえ。ベトついたインクにタルクをまぶすの大好きだ。結果が直ぐに出る仕事はいいもんだ。

まずベンジンで製版墨を取ってみたが、いまいちなのでテレピン油を使う。よく取れますが、テレピンは松脂を精製して作ってるんので、部屋中がマツヤニ臭くなっちゃうのがねえ。まあホワイトガソリン臭くなるよりいいか。

古い製版墨を取り、再び製版墨をの盛っていく。刷りインクも製版墨を使用する。遅乾剤が入っているので、なかなか乾かないから注意が必要だ。

今回使用する用紙は、雁皮紙、木版紙、安い和紙、新鳥の子

やはり雁皮うすく、表面がつるつるなのでインクの載りがスーパー良い。買ってよかったとホクホク。
安い和紙はガンピに比べて厚みがあるし、表面がざらざらしているので、やはりインクの載りはガンピには及ばず。
木版はツルツルしてるが、やや厚みがありなので、やはりガンピには及ばず。
新鳥の子(鳥の子の機械漉)は厚みは薄いほうなのだけど、それでもガンピの何枚分もあついので、ぼやけたような刷りあがりとなった。
最近は紙にまでようやく感心が出てきた。
まだまだ作品レベルが低いから、こんな紙でもいいかも知れないけど、もう少しちゃん気合の入った作品を刷るときは、もっといい紙を買ってもいいかなと思う。高い和紙ともなれば、4000円とか軽くするからな。
そろそろ、作品を残していくという気持ちが出てきた。人生もターニングポイントに入ったからかな。

雁皮刷りなら、バレン刷りでも十分にいける事が分かった。製版時にエゲンラッカーを使うことにしたことも、いい結果を生んだ要因かもしれない。

やや光明がさしたか?!




7 件のコメント:

  1. お!今度はコメント出来たかも!?

    四畳半リトの蔵書票楽しみにしているよ〜

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  2. おっ初米ありがとう。
    がんばります。

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  3. リキ入ってるねー
    KenさんがINDEXページに重要な間違いを発見しましたよ。さて、どこでしょう。直さなきゃ!

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  4. えっとLITHO at 4.5?
    atじゃないのかな、もしかして。

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  5. ブ、ブー
    違うよ。でも近場だよ。スペルだよん

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  6. ああURLがritoな所やね。俺も後で気が付いた。修正するかなあ。

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  7. そこちゃうねん・・・
    でも、ここでこんなに書いたら恥ずかしいから、これでおしまいにしとくね!
    じゃ、捜しておいてねー

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