今日は、雁皮紙(がんぴし)を使用した刷りを行う。
あまりよく描けてはいないけど、まあそこそこ細かいので試す価値はあるでしょう。
まず製版墨を落とす。アラビアゴムを洗い取り、製版墨を落とす。タルクを白粉のようにまぶしまくったので、製版ずみはサラサラだ。タルクすげえ。ベトついたインクにタルクをまぶすの大好きだ。結果が直ぐに出る仕事はいいもんだ。
まずベンジンで製版墨を取ってみたが、いまいちなのでテレピン油を使う。よく取れますが、テレピンは松脂を精製して作ってるんので、部屋中がマツヤニ臭くなっちゃうのがねえ。まあホワイトガソリン臭くなるよりいいか。
古い製版墨を取り、再び製版墨をの盛っていく。刷りインクも製版墨を使用する。遅乾剤が入っているので、なかなか乾かないから注意が必要だ。
今回使用する用紙は、雁皮紙、木版紙、安い和紙、新鳥の子
やはり雁皮うすく、表面がつるつるなのでインクの載りがスーパー良い。買ってよかったとホクホク。
安い和紙はガンピに比べて厚みがあるし、表面がざらざらしているので、やはりインクの載りはガンピには及ばず。
木版はツルツルしてるが、やや厚みがありなので、やはりガンピには及ばず。
新鳥の子(鳥の子の機械漉)は厚みは薄いほうなのだけど、それでもガンピの何枚分もあついので、ぼやけたような刷りあがりとなった。最近は紙にまでようやく感心が出てきた。
まだまだ作品レベルが低いから、こんな紙でもいいかも知れないけど、もう少しちゃん気合の入った作品を刷るときは、もっといい紙を買ってもいいかなと思う。高い和紙ともなれば、4000円とか軽くするからな。
そろそろ、作品を残していくという気持ちが出てきた。人生もターニングポイントに入ったからかな。
雁皮刷りなら、バレン刷りでも十分にいける事が分かった。製版時にエゲンラッカーを使うことにしたことも、いい結果を生んだ要因かもしれない。
やや光明がさしたか?!
お!今度はコメント出来たかも!?
返信削除四畳半リトの蔵書票楽しみにしているよ〜
おっ初米ありがとう。
返信削除がんばります。
リキ入ってるねー
返信削除KenさんがINDEXページに重要な間違いを発見しましたよ。さて、どこでしょう。直さなきゃ!
えっとLITHO at 4.5?
返信削除atじゃないのかな、もしかして。
ブ、ブー
返信削除違うよ。でも近場だよ。スペルだよん
ああURLがritoな所やね。俺も後で気が付いた。修正するかなあ。
返信削除そこちゃうねん・・・
返信削除でも、ここでこんなに書いたら恥ずかしいから、これでおしまいにしとくね!
じゃ、捜しておいてねー