2012年7月21日土曜日

オリジナル リトプレス機 作業行程

製版インクを綺麗に落とす。薬局で売っているベンジンが安くてよく取れる。



 インクを乗せる。コロコロとローラーを転がし出来るだけ均等にインクを盛っていく。

ドライヤーで水気を吹き飛ばす。

トンボと呼ばれる自作の道具を使って紙を版に当てる。大きい版の場合、紙を角に合わせるやり方だと誤差が出易く、絵がズレてしまうので、このトンボの下の棒にミシン針を二本取り付け、その二本の針と同じ間隔でアルミ版のに穴を二つ打つ。紙にその二本の針を刺し通し、針先を版の穴に当て、紙をそっと版上に落とす。そうする事で版ズレが生じにくくなる。


チンバンと呼ばれる、板を乗せる。グリスがたっぷり塗ってありベタベタ。


圧の調整。目一杯ボルトを締める。まずは左右のハンドルを限界まで回し、次いで中央のボルトを締め中だるみにカツを入れる。
いい感じのハンドルは百円ショップのモンキーレンチをボルトにくっつけたのだ。

足をプレス機にかけ、思いっきりを引っ張る。なるべく止同じスピードで滑らせないとムラになる。

チビの身の丈の限界まで足をお伸ばしプレスを踏みしめ、台を引っぱる。これがかなりキツく、このまま脳の血管が切れて死ぬのではないかと思う程。プレス機下にキャスター台を付けて負担を軽減した。




刷る上がり。ここまで6版。あと2版ほどで完成するはず


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