
一月の半ばに作品を刷っていらいの長いご無沙汰も開けて、久方ぶりにマイプレス機を引っ張り出して刷り上げる。
しばらくは色版はお休みにして、白黒濃淡の諧調の研究にいそしもうと思う。
描画具は前回見つけたLYRAの油性色鉛筆をメインに使い、他に解墨、アラビアゴム粉末、SK液等々を使用した。
リラは中々に使い様もよく、これからもお世話になるであろう。ただ難点は普通の鉛筆よりもやや細身で作られていて鉛筆削りで回してるときに削り穴に遊びが出来てしまい、グラグラして芯が折れてしまうのが辛い所。いずれ電動鉛筆削りを買おうと思う。

今回、なかなかいいなと思った技法は、粉末アラビアゴムを版面にハラハラと蒔いて、息をはあああと吹きかけて結露させると、アラ不思議!雲のような効果を簡単に出せると分かった事。これみなさんおすすめ。乾燥粉末なんで水気がないからSK液でマスキングした箇所も気にしないでいいのがいい。
あと技法の修練もさることながら、解き墨の濃淡の把握をもっと見極めたい所。もう一歩踏み込む勇気、引く冷静さの兼ね合いを会得するのじゃ!!
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