製版インクを綺麗に落とす。薬局で売っているベンジンが 安くてよく取れる。
インクを乗せる。コロコロとローラーを転がし出来るだけ 均等にインクを盛っていく。
ドライヤーで水気を吹き飛ばす。
トンボと呼ばれる自作の道具を使って紙を版に当てる。大 きい版の場合、紙を角に合わせるやり方だと誤差が出易く 、絵がズレてしまうので、このトンボの下の棒にミシン針 を二本取り付け、その二本の針と同じ間隔でアルミ版のに 穴を二つ打つ。紙にその二本の針を刺し通し、針先を版の 穴に当て、紙をそっと版上に落とす。そうする事で版ズレ が生じにくくなる。
チンバンと呼ばれる、板を乗せる。グリスがたっぷり塗っ てありベタベタ。
圧の調整。目一杯ボルトを締める。まずは左右のハンドル を限界まで回し、次いで中央のボルトを締め中だるみにカ ツを入れる。
いい感じのハンドルは百円ショップのモンキーレンチをボ ルトにくっつけたのだ。
いい感じのハンドルは百円ショップのモンキーレンチをボ
足をプレス機にかけ、思いっきりを引っ張る。なるべく止 同じスピードで滑らせないとムラになる。
チビの身の丈の限界まで足をお伸ばしプレスを踏みしめ、 台を引っぱる。これがかなりキツく、このまま脳の血管が 切れて死ぬのではないかと思う程。プレス機下にキャスタ ー台を付けて負担を軽減した。
刷る上がり。ここまで6版。あと2版ほどで完成するはず 。
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